シガヤー調達13 (^^ & タコの呼び名について

のりたまん

2010年03月03日 03:01

昨日は今シーズン最後の夜のマイナス干潮でしたので、打ち込みポイントの下見も兼ねながらイザリに出撃しました

3月2日 AM2:06 -7cm 

翌日も仕事なので、2時間ほど仮眠をとって家を出発。

同行者の後輩を迎えて、ポイントに着いたのはAM0:20

まずは打ち込みポイントの下見の為、沖合の堤防を目指します

その途中、シガヤーが数匹見つかり、サイズは微妙でしたがとりあえず3匹ほどキープ

昨日は膝ほどの水深で渡る事が出来ましたが、テトラに藻が生えていて滑りやすく、釣りをするには一人ではちょっと危ない感じでした
行ける条件が揃えば行ってみたいですね

さて、シガヤーの方は、その後あまり見つからず、海底には砂が堆積していて条件も悪かったので、早々と見切りをつけ、時間も無いので急いで別の場所に移動

移動後は、ちょくちょく見つかりますが、全体的にサイズが小さく、キープサイズは半数程度


 

んで、マギーみぃーっけ、と思ったら、、、
オコゼ、、、

ぱっと見、質感なんかが似てるので、皆さんも気をつけましょう


このポイント一帯は、擬態の判別がしにくい海底の色で、サイズが伸びないこともあって、同行者の後輩は苦戦している様子

途中、呼ぶ声がするので後輩のところに行くと、、、

良い型の縞ダコを掴まえてます

手にまとわりつかれ焦ってましたが、無事ゲット

しかし、私が写真を取るために時間を取られていると、ちょっとだけ手袋の上から噛まれてました  

ごめんよ~

縞ダコは島ダコやシガヤーに比べて、好戦的で自分から噛みついてきますので、皆さんも気をつけましょう

その後も、ちょくちょく見つけながらAM4:00頃まで頑張って終了

潮位的、日程的にこの付近一帯でのイザリは今シーズン最後になります。

サイズの伸びを期待していましたが、逆に全体的に小さかったです

小さいのをいっぱいスルーしたので、来シーズン初頭に期待

結果は


シガヤー 29匹 2470g 40匹近くスルー
最大 125g 平均 85.2g 



話は変わりますが、以前にタコの呼び名についての質問がありましたので、記しておきます。
沖縄県内で、一般的にイザリで獲られるタコですが、地域によって呼び名が違ったり、和名と方言名が混同していたりと非常に紛らわしいです。
ちなみに本ブログ記事中でのタコの呼び名ですが、ネット等を調べた上で私なりの解釈で表記しています。
んんっ、そりゃ違うぞっって方や、詳しく知っている方がいたら教えて下さい

方言名:島ダコ 和名:ワモンダコ ※本ブログでは島ダコ


方言名:シガヤー、シガイ等 和名:縞ダコ ※通称としてシガヤーの赤と言われたりもします。本ブログでは縞ダコ


方言名:ンヌジ、ンムズナー等 和名:ウデナガカクレダコ ※通称としてシガヤーの白と言われたりもします。本ブログではシガヤー


はて、本ブログでは3番目のタコをシガヤーと呼んでいますが、その理由として、釣り雑誌や、釣具店での呼び名からそうしています。
私も以前は、漁港の売店や釣具店で購入したシガヤーとンヌジを混同していて、身の固さの違いを、鮮度の違いなのかとかいろいろ考えたりしてました。
イザリし始めてから、ネットで調べたりして、現在の認識に落ち着いています。

タコ自体、魚類ほど研究がなされてないのが現状なようで、また、縞ダコやウデナガカクレダコは、スーパーなどで見かける事もほとんど無く、海人や釣人以外の世間での認知度は低いので、それぞれ呼び名がいろいろ違っていてもあまり気にかけられなかったのでは無いでしょうか。

ちなみに、うちなーんちゅはいろいろな物の呼び名に島を付ける習慣があるようで、島酒、島ぞうり、島らっきょう、島バナナ等、このことから島ダコの呼び名がきているのではとの説があります。
本土の方からしたら、島ダコと縞ダコで呼び名が一緒なので紛らわしいでしょうね

重ねますが、上記のタコの記事に関して、私なりに調べた上での解釈であり、本ブログでの呼び名もそれに基づいてます。
正当性に責任は持てませんのでご了承ください


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