チョイ釣行で目標達成2 - 詳細 d(^-^)

のりたまん

2010年10月03日 09:41

ガーラゲットから3日程経ちましたが、竿の持ち手の左腕はまだ筋肉痛で、竿尻をあてていた尾てい骨付近を押すと多少の痛みがあります(笑)

しかし今回は釣りあげた達成感があるので、それすらも心地よい感じ

次男誕生から1カ月ちょっと

昨日から嫁さんと次男が帰ってきたので、チョイ釣行の数も減るかなぁ。

もちろん許可が出れば1時間でも行きますけどね

ちょっと遅れましたが、ガーラゲットまでの1時間の詳細です。

ちなみに詳細なので、かなりの長文です(笑)

ですが現場写真はありません

活字ばっかりで読むのも疲れますが、興味がある方はお付き合い下さい



9月30日 PM18:30~PM19:30
干潮 PM16:41 119cm 満潮 PM22:42 179cm 東風 多少の波っけとうねり

自分のぎこちない動きのエギが見破られてきているのか、前よりもイカの反応が悪くなってきていたので、本日の仕事帰りのチョイ釣行は、打ち込みに期待してポイントを選定しました。

、、、とは言っても近場限定なので選択肢は少ないですけど

とりあえず潮回りが似ていたので、過去記事参照の近場ですっぽ抜けPに決定

PM18:00過ぎ、目立たないように退社

PM18:20 ポイントに到着。
今日は幸いなことに誰もいません。自分なりの一番じゃーで投げれるとあって少し期待度が上がります

PM18:30 すぐさま打ち込みの準備をし、狙いを定めて一投目。

タックル : タマン竿10号
       タマン用リールにPE5号
リーダー : SSアシストライン20号
ハリス : ナイロン40号
針 : クエ22号
エサ : シルイチャーの切り身10cm強

※当日の釣場写真は撮れずじまいだったので、過去記事の物を使用しています。当日はもっと波がありました。

本日も予定は1時間程度なので、餌は先日釣った記録更新シルイチャーの切り身を2切れだけ持参。

前回のすっぽ抜け釣行時は対応が遅れたので、その反省から今回エギングは竿のすぐ近くからチョイ投げの範囲だけですることとしました。

釣り開始から30分以上経ってもエギングは空振りで、うねりと向かい風で思うように出来ず全く釣れる気がしません

打ち込みの方もアタリが無く、回収してみるとハリスが絡んでいます
この時点でPM19:00過ぎ、仕掛けに手直しをして餌も替えて同じポイントへ投げ込みます。

エギングは釣れそうに無かったので、打ち込みに期待しながら鈴の音を待っていると、PM19:10を過ぎた位でしょうか、、、

「チリンッ 」と鈴が鳴ったのですぐにエギ竿を置き、打ち込み竿を確認すると竿が深くお辞儀をしていきます

今回はすぐそばにいるので、手早く竿を手に取るとずっしりと魚の感触が伝わってきました。

1度フッキングした後、数秒間はあまり暴れなかったので、ある程度の良型かなって感じでしたが、2~3度ポンピングした後、魚が異変に気付いたのでしょうか、沖へと向かって暴れ出し、ドラグを鳴らして道糸を出していきます

このポイントは釣り座からある方向へは浅く、30m程テトラや岩が海面から出ていて、そこへ走られると根ズレ必至
魚はその延長線上に走っていったので、無理に止めて横走りされないように一旦は沖合に走らせる事にして、なるべく高い位置で竿を立てながら耐えました

ヘッドライトで道糸の角度を見ながら、障害物を超えたところである程度ドラグを締めなおすとさらに竿に十分な重量感が伝わります。

ガーラだと信じ、冷静に取りこみまでの過程を考えますが、障害物の延長線にいるのでこのままではどうしようも無く、引きに耐えながら頭の中はフル回転

しばらくこの状態が続き、魚もある程度弱ってきて、取りこむ方法を考えて悩んでいた時、後ろでイカ釣りしていたおじさんが、このやり取りに気付いてくれて「おおーっ、マギーだねぇ」と声をかけてきました。

一人だけでドタバタしていましたが、手助けしてくれそうな感じにほっとして、「ガーラだと思うんですけど、このままじゃ獲れないから先の方まで行きますね」と、聞かれても無いのに勝手に報告

竿を高く持ちながら釣り座から降りて行き、必死で先の方を目指します。

ヒザ下まで浸かったり、テトラを超えたりする途中も、竿で魚の位置を確認し気を配りながら障害物を超え、30秒~40秒程でしょうか、やっとの事行けるとこまで来ましたが、10m位先にも小さな岩があってそれも避けなければなりません。

後ろからはすぐにおじさんもタモを持って駆けつけてくれて、まだ見ぬ獲物との格闘に心強い助っ人

魚も確実に疲れてきており、ポンピングでゆっくりに寄せれるようになってからも、小さな岩の奥で左右へゆっくり移動を繰り返すので、いつPEから飛ぶかとビクビクしながらのやりとり

ある程度寄ってきたので道糸の位置を確認するため先端を照らすと、PEからアシストラインに変わってます

そこからはタックルを信じて寄せにかかり、最後の難所では魚体が岩に当たりながらもクリアー

そこからは近寄る魚体におじさんが「マギーやさ、タモに入るかなーっ」っていいながらも一発で頭から入れてくれて、60cm枠のタモから尻尾がはみ出た状態でようやく確保

ベタですが、心の中で叫びました
「獲ったどーっ!! 」

その後は興奮と疲れで写真を撮るのも忘れ、あちこちに電話して、おじさんに何度もお礼を言って、握手をして、予定時間を少しオーバーのPM19:40に撤収

手助けしてくれた方はとても親切で、最後はガーラを車まで運ぶのも手伝うと言って頂いて、ほんとに助かりました。ありがとうございました m(_ _)m







その翌日には自宅でこうなって






 



こうなって




さらに昨日職場でこうなって  



昨晩自宅でこうなりました

骨まで解体するのは初めてで、大きな出刃包丁やナタが必要かと思いましたが、職場にあった¥100均包丁とハンマーを使えば頭も縦横に割る事が出来ました

解体後は職場の人と友人に配ったので自分の取り分は1/5以下でしたが、頭とカマは確保したので、カマはバーベキューで塩焼きに、頭は今度魚汁に使います。

みんなに喜んでもらえて、祝福の言葉も頂いたので大満足、言うこと無しですね

今回のポイントは根掛かりが多く、ガーラ狙いの太仕掛けが針ごと根掛かりしてしまっては厄介なので、仕掛けを自分なりに少し工夫しました。

  
通常なら天秤とオモリの結合は捨て糸20cm程度か石鯛用のスナップを使用していますが、底付近の凹凸を少しでも避けれればと思い、捨て糸を長めに取り、天秤と針を底から浮かすためにハリス側に発泡体を付けてます。
発泡体は建築用のバックアップ材と呼ばれる物で、クッション性、耐水性があり、それなりの浮力もあるので、つい最近から使ってみてます。
ウニ通しでハリスを通し、両側を結束バンドで強く締めれば固定も出来、少し引っ張れば移動も出来ます。

昔はウキ用の発泡体を天秤に直付けしたりもしましたが、こちらの方が断然安上がりだし、柔らかいので仕掛けにも馴染みやすいんじゃないかと


ハリス側に付け始めたのは最近で、あまり実釣データは少ないのですが、根掛かりは多少減った様な気がします、、、多分

ただ、デメリットとして、飛距離が出にくくなるのと、潮流によっては糸がらみがあったりします。
実際今回の1投目は絡んでいて、その為か餌も残ったまんまだったので、2投目は発泡体の位置をずらしました。

また、視覚的にエサの付近に異物が漂うので、それを魚が警戒する可能性も否定出来ませんが、今回この仕掛けで食ってきてるので、決して釣れないわけでも無いって事がわかりました

もちろんその日の状況及び、海底や潮流に合わせたハリスの長さや、発泡体の位置等、いろいろ検討課題はありますが自分の中で釣法の選択肢が広がった事はかなりの収穫です


などなど、今回の釣行ではポイントの選定、仕掛けの工夫、エギングで確保した餌など全部が良い方向に絡んで得られた結果なので、とても達成感があります

さらに手助けしてくれる方もいて、幸運でもありました。

そして、狙って釣れたことが一番嬉しいさぁ



次は自己記録更新を目指して頑張りますよ~




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