一か月ぶりの更新ですが、再びゴムボート関連です(笑)
自粛要請期間でもあったのでボート釣行も行けてませんが、自宅で膨らませたまんまなので、妄想しながら色々作ってます
先日の次男とのテスト釣行時に、コマセの置き場に困ったので、コマセバケツホルダーを作ってみました。
とりあえず市販品や、ネットで公開されている自作品からヒントを貰い、次の条件で構想を練りました。
①バケツは蓋つきの安価な物
②材料はステンレス廃材
③ボートへの脱着が容易
以上を念頭に置いて、スクラップ貯蓄を眺めながら色々考え材料を選定。
①はダイソーにて¥200で見つけたのでそれを使用し、②の材料は種類が限られてるので、その中から選んで加工します。
③は椅子板への固定が簡単そうなのでそれで考えました。
んで製作過程をダイジェストで
1.廃材(ステンタンクの切れ端)からバケツを囲うステンバンドの切り出し
切り出したステンバンドは幅20mm、厚み1mm。
切断にはベビーサンダーしか無く、地味に難儀でした
2.ステンバンドのバリ取り、研磨。固定用のステンパイプの選定。
パイプは外径19mm、内径16.6㎜
3.パイプの加工と用意した材料。
パイプ内側にステンバンドを挿し込むので、その長さ分だけ万力で細長く潰します。
4.バケツに合わせてステンバンドを加工。
現物合わせで慎重に曲げていきます。
5.ステンバンドとステンパイプの接続加工
ステンバンドは余分な長さはカットしました
6.ステンバンドをパイプの奥まで挿入してから万力で潰し、固定はリベット留め。
7.ゴムボートへの固定。
椅子板側への固定はステンサドルバンドの13Aを使用しました。
椅子板の裏側よりM5のボルトを出してナットで固定します。
M5のボルトは板に4㎜の下穴を開けてそこにねじ込んるので固定されており、ナットを取りはずしても抜け落ちません。
パイプの先端のみ少しだけ縦長に潰して、サドルバンドが少し浮いた状態では入れ易く、挿し込んでナット締めこめば抜け防止になります。
8.取付強度、長さの確認
パイプとサドルバンドがピッタリなので、ナットを軽く増し締めするだけで全くグラつきません。
バケツはボートの淵に寄り掛かる構造なので、5キロ強の鉛でテストしましたが全然大丈夫そうです。
パイプは椅子板にはみ出る余分な部分はカットしました
9.完成
椅子板への脱着もナットを緩めるだけで簡単に出来ます
行き当たりばったりで製作しましたが、完成してみると意外としっくり出来ました
あとは実際に海上でどうなるかですねー