今日から5連休の方もいると思いますが、自分は月曜に仕事が入っていて、今日と明日は夜忙しいので火、水あたりに釣行予定しています。ブルズアイXTのデビュー戦楽しみやっさ~
ちなみに今日は仕事が休みなので、子守をしながらブログ更新します
ってことで今日は道具ネタです。
先々月ニュータックルを揃えましたが、先日それ用の竿立てを製作しました。
自分の竿立てに関して長々と紹介してるので、興味のある方だけご覧下さい
DIYに興味がある方や、工夫して出費を抑えたい方なんかは多少参考になるかなぁ
現在竿立てはいろんな種類が販売されていて、タマン狙いに必要な機能を持ち合わせた物がたくさん出回ってますね
しかし、投げる竿の数だけ竿立ても必要で、さらにアンカーボルト用、砂浜用などフィールドごとに使い分けないといけないので、それまで揃えるとかなりの出費でした
そこで職場で出るスクラップをかき集めて最初にF型ピトンを作ったのがきっかけとなり、自分なりに試行錯誤、改良に次ぐ改良を重ねて現在のバージョンで落ち着いてます。
最初は製作に関して技術も知識も無く、素人同然で、これまでにかなりの時間と労力がかかりました。
今でも素人には変わりないので仕上がり具合は、、、ですが
しかし、いろいろ考えたりするその過程が楽しかったりするので、そこら辺は愛嬌の一つですね
ただ、ここ数年で性能、強度、価格ともに良い物が出回っているので、わざわざ難儀しないで購入したほうがいいはずですよ~
使っている材料は
亜鉛単管パイプ 外径43mmの物(竿受け)
亜鉛単管パイプ 内径44mmの物(受け台)
内径21mmの鉄パイプ(アンカージョイント受け)
外径20mmの鉄棒(アンカージョイント差し込み)
ステン10ミリ ボルト&ナット(竿受け角度調整)
ステン8ミリナット、蝶ネジ(竿立てをアンカージョイントへ固定)
ステン8ミリ長ボルト(竿受け可動部分、竿固定ピン)
ステンワイヤー(ピンを竿立てに繋ぐ)
などなど
以上すべてスクラップより回収
当然ながら鉄部は錆びるので時間が経つとかーぎは悪くなりますが、時々メンテしてるので、製作後数年経っている物も使用には問題ありません
さて、こっからは各部に関しての解説で、自分なりのウンチクをたれてます
めんどくさい方、んな事当たり前やしぇと思うこともあると思いますがその辺ははさらっと流して下さい (笑
まずは竿受け下部
過去にデカバンが来たときに竿立てから竿を抜くのに手こずり、手持ちの感触を味わえないままバラシた事があったので、いろいろ考えてこうなりました。
竿尻を押さえつければ簡単にピンが抜けるのですぐに手持ちにすることが出来ます。
現在では市販のピトンとワンタッチの船用ロッドキーパーの併用(トリガーを引けば簡単に手持ちにすることが出来る)で解消されてますね。
ただこの形状だと、竿尻は竿受けよりも下になる事は無く、地面に着くことことも無いので、浜で砂を気にしたり、地面にあたって角度調整しづらいなんてことはありません
次に竿受け全体
竿受け部に半パイプを用いているので、バット部全体を支え、受け全体が多少しなるので竿への負担も少ないはず。
過去にF型ピトンで竿を折ってしまった事があって、そのトラウマからこうなりました。
今考えれば当時使用していたF型ピトンの受け側の接地面がきちんと処理されてなかったからかもしれません。ラバーやゴムチューブ等で工夫すれば折れる事もなかったかも。
竿受けの先端部に多少小細工がありますが、長くなるので次回紹介しますね
竿受け自体があまり長すぎると今度は根元部分への負担が大きくなりますが、ある程度強度テストを重ねて今の形状で落ち着いてます。
あくまでタマンタックルなので、タックルの破損を避ける為にも、待ち状態でのフルロックはしてないので大丈夫だと思います
左の写真はドラグ設定約5キロでのドラグが出るぎりぎりの状態です。
魚が掛かれば瞬間的にもっと大きな負荷が竿&竿立てにかかりますが、通常の待ち状態でここまでのドラグ設定はしないので、これまで破壊されたりのトラブルはありません。
続いてアンカー部分
釣り場に応じてピトンを使い分けるのが面倒に感じていたので、
アンカージョイント部の変更で対応出来るようにしました。
砂浜用
鉄アングルで作成すると重すぎるので、亜鉛角パイプを縦に4分割してそれを使用しています。
丸棒の根元付近まで砂浜に埋めてしまうので、アングル部分自体の強度はF型ピトン程頑強にする必要はありません。
1度だけガーラに曲げられた事もありますが、砂が前方向に押し固められる分だけ多少反るぐらいでした。
重量を増やしたくないのでこれでOKとしています。
現在では同様なアンカーボルト専用の砂浜用竿立てが売られていますので、市販品の竿立てが砂浜でも使用可能になってますね。
岩場用
自分はドリルを持っていないので他人のアンカーを使用させてもらっていますが、離島や人が入ってない岩場のポイントはなかなかアンカーがありません。そこでこの岩場用で対処してます。
市販のピトンに付属されている打ち込み用の丸棒の形状では使用しにくかったので、L型アングルで作りました。
実際この方が使いやすく安定感もあります。
頭部と先端部は使用に伴ってそれなりにつぶれてきますが、メンテ時にサンダーで削って対応してるので問題ありません。
アンカーボルト用
右写真左下は4分ボルト穴用、4分ボルトを丸棒に溶接しただけです。
右写真右下は3分ボルト穴、又はオスアンカー使用時の変換に使っています。
個人的には4分→3分への落としは出来ればこの台座式がいいんじゃないかと思います。
ストレート式の物はステンと言えども根元までしっかりねじ込まないと強度的に心配で、
中途半端に挿入したときに曲げられた話を聞いたことがあります。
以上、私なりの自作竿立ての仕様です
自作品なので自分のタマン釣りのスタイル(使用タックル、フィールド、考え方)に合わせた竿立てになっています。
強度や使い勝手、全体的な仕様は他の人から見れば と思うこともあるかもしれませんが、あくまで私自身の自己流なので気にしないで下さいね~
長々との紹介になりましたが、まだ竿立てにオプション品がありますので次回に続きますよ~