3日前から上の子が手足口病にかかってしまい、口内炎が痛いみたい
普通のご飯は食べてくれないのでプリンばかり食べてましたが既に飽きてるようです
下の子にうつらなければいいけど、何かとドタバタしてるので今週は釣りも行けないはず
ちなみに先週の土曜日は釣友との釣行はキャンセルだったので、単独釣行しましたが、、、
ハリより口が小さいチビタマンが釣れただけ 、、、外側から針掛かりしてるし 即リリース。
予定では干潮時に本命ポイントに移動するつもりでしたが、疲れと眠さに負けて撤収してしまい計画倒れの釣行に
で、休みはゆっくりしてたので、前回記事で宣言してたリール強度の比較をやりました
本来なら変形や歪みを実測した上での数値的な比較検証が理想ですが、各リールの各部の寸法、形状、ギア比等がそれぞれ違う為、それは難しいので実写真での比較と私の見解が主になります。その点をふまえた上で記事をご覧ください。長文ですが気になる方はどうぞ
タマン対応リールはいろいろあってどれを買うかとても迷います。
価格や評判、カタログ数値などを参考に、最終的には店頭で見たり、触れたりして購入を決めると思いますが、実際使ってみないとわからないこともありますね。
そこで、私が気になっていたタマン対応リールの剛性の比較検証をしました。
ちょうど私の持っているリールも機種がバラバラだったのでいいんじゃないかと。
対象は以下のリールです。
後列左より
ダイワ クロスキャスト6000 シマノ インテレッセ遠投XT3100(借り物) オクマ AXEON 90a(ハイギアタイプ)
前列左より
ダイワ パワーサーフ 6000QD ダイワ エクスライナー6000遠投 シマノ ブルズアイXT遠投9120
そして実験方法ですが下の写真から
家の2階から船用の短竿にリールをセットし、1階に負荷にする2ℓペットボトル2本とトートバックを用意
無負荷時、2k負荷時、4k負荷時のローター付近の歪みを撮影します。スプールの位置はすべて最大ストローク時に近い状態での撮影です。
また、2k負荷時に巻き上げた時のリール本体軸の歪みも撮影しました。
写真は上段左より 無負荷、2k負荷、4k負荷時
下段は2k負荷時の巻き上げ時の写真です、サムネイルですのでクリックで拡大出来ます。
クロスキャスト ギア比3.6 最大巻き取り長さ76cm
一人作業でしたので各写真の位置が一定していませんがその辺はご勘弁
上段写真より、負荷がかかることでローターがスプール側に変形してることがわかります。写真では分かり難いのですが、実際はメインシャフトも負荷がかかる側に曲がってました。どちらも変形することでローターとスプールの隙間が狭くなってます。
また下段写真より、2k負荷でのゴリ巻きでも本体軸はかなりよじれてるのがわかります。
4k負荷でも試みましたが、よじれて力が逃げてしまいゴリ巻きが困難だったので写真は2k負荷のみです。
インテレッセ ギア比4.6 最大巻き取り長さ98cm
4k負荷でローターとスプールの隙間がほとんどなくなってます。
クロスキャスト同様に2k負荷でのゴリ巻きで本体軸がよじれてます。
AXEON ギア比5.1 最大巻き取り長さ117cm
負荷時の状態は、上記2機種に比べローター、メインシャフトともに変形は少なかったのですが、やはりゴリ巻きではよじれてます。
パワーサーフ ギア比3.9 最大巻き取り長さ78cm
4k負荷時ではスプールとローターの隙間は狭く、これ以上の負荷では接触することも考えられます。その場合ラインストッパーが引っ掛かる事も考えられるので、やはり前回記事の推測はほぼ当てはまるんじゃないかなぁと
上記3機種に比べゴリ巻き時のよじれは格段に少なく、写真はありませんが4k負荷でも何とか巻き上げ出来ました。
エクスライナー ギア比3.5 最大巻き取り長さ71cm
負荷時の変形も少なく、2k負荷でのゴリ巻きも余裕で、よじれも殆どありませんでした。4k負荷でのゴリ巻きはパワーサーフよりもしっかりしてる感じ、、、前出の他機種との価格差の意味が実感できます。
ブルズアイXT ギア比3.9 巻き取り長さ93cm
エクスライナー同様にローター、メインシャフト共に負荷時の変形は少なく、ゴリ巻き時のよじれも殆ど無く2k負荷なら余裕。4k負荷の巻き上げもしっかりしてますが、エクスライナーと比較すると巻き取り長さが多い分、力が必要になってきます。
上記実験結果を自分なりに考察してみます
長文作成で疲れてきました、言葉足らずな所は流して下さい
・無負荷~4k負荷時の実験について
私の実感からローターの変形の大きさを順位づけすると
大きい 小さい
クロスキャスト・インテレッセ パワーサーフ AXEON・エクスライナー・ブルズアイXT
ローターの変形は材質、形状の違いにより強度の差が出るのかと
メインシャフトの曲がりはシャフト径や、スプールのストローク幅で変わってきます。
今回特に大きく変形した機種については、大きな負荷でドラグがバンバン出ていく状況(ガーラ等のいわゆる止まらんぬーがヒット)で、ストローク幅の状態によっては、スプールとローターの接触によるトラブルも考えられます。前出のラインストッパーの破損、スプールのキズ等。
・ゴリ巻き実験について
再び私の実感から本体軸のよじれの大きさを順位づけすると
大きい 小さい
クロスキャスト・インテレッセ・AXEON パワーサーフ エクスライナー・ブルズアイXT
ハンドル1回転あたりの巻き取り長さが各リールで違うので、同じ2k負荷での巻き上げでも、リール本体、各部にかかる負荷は違うはずですが、AXEONは前出の順位が逆転してます。ローター部の剛性が高価な2機種と同等なだけに惜しい感じがします。
よじれが大きい3機種は巻き上げ時にグニャグニャして力が逃げてる感じで、4k負荷ゴリ巻きは困難でした。
あとの3機種は可能でしたが、自分のグテーでは汗が出ます(笑)
この検証実験を実際にしてみて、簡単な感想としては「でーだかーは上等 」と思いました。
高価な物ほど使用しているパーツ自体の材質、強度、耐久性などが考慮されているんだと思います。
カタログ数値の比較では見えない差があります。
最大ドラグ力15kとの表示があっても、何k負荷時にはローターとスプールが接触しますとは表示しませんので、、、
リール選びは自分の好みやスタイル、対象魚、タックル、体格、体力などを考慮することと、そして価格や性能のどの部分で妥協して選んでいくかだと思います、、、
が、ただ長い目でみたらやっぱり上位機種の購入を考えた方がいいのかな
最後に今回実験はあくまでも個人的な実験ですので、記事中の見解は参考程度でお考えください
今日仕事だのに夜更かししすぎてしまった