2010年07月27日

竿立てリニューアル アンカー部編 p(^^

先週末も何かと忙しくて釣りに行けず、家でお利口にしている日々が続いていますが、日曜は買い物がてらに中城モール海岸に行って竿出してきました グー


釣りではなく記事用写真を撮りにですけど、、、ベー


ってことで今回も道具ネタで、前に紹介した竿立てリニューアルのアンカー部編。
自作竿立てネタの続きですので、興味のある方限定でご覧下さい うさぎ



タマン釣りに関して、重要な仕事をする竿立てですが、タマン釣りのフィールドは砂浜、堤防、テトラ、岩場等で様々です。
私も以前は砂浜はF 型ピトン、堤防やテトラでアンカーが空いてれば石鯛用ピトン、アンカーの空いて無い岩場なんかでは塩ビパイプ等を使用したりと、釣り場毎に別の物を用意したりして、かなり不便に感じていました。
そこで、職場にある工作機械、溶接機等を使わせてもらって竿立てを作ることになったのですが、どのフィールドでも使えるような竿立てを目指して試行錯誤 キョロキョロ
これまでに幾つものボツ作を経て現バージョンに落ち着いてます。 ちなみに本体編はこちら
今回のアンカー部分も基本的に前作とほぼ変わりませんが、ステンレスの材料が確保出来たので、オールリニューアルしました。


ここから本題です。
アンカー部と竿立て本体との連結は、
竿立てリニューアル アンカー部編 p(^^竿立てリニューアル アンカー部編 p(^^左 本体側パイプ(内径21.7㎜)にアンカー側丸棒(直径19mm)を差し込んで、M8のネジで締め付けて固定してます。

アンカー部は砂浜用、岩場用、アンカーボルト用 右
の3種類。

それぞれ釣り場に応じて付け替えて使用してます。

各部の紹介です。
まずは砂浜用、使用した材料は
ステン角パイプ 32mm角 厚み2.2mm
ステン丸棒 径19mm
竿立てリニューアル アンカー部編 p(^^竿立てリニューアル アンカー部編 p(^^竿立てリニューアル アンカー部編 p(^^ まずは角パイプをベビーサンダーを使って縦に2分割。

砂に突き刺す先端は適当に尖らせます。

ステンの丸棒を、ジョイント分と溶接分の長さを考えて切断し、アングル部分に溶接して完成。


竿立てリニューアル アンカー部編 p(^^左 使用時は根元付近まできちんと打ち込みます。

今回は重量も考えてこの材料を使用しましたが、柔らかめの砂地だとGT等の強烈なアタリが来た時に、砂が押し固められる分だけ反るようです。

先日購入の吊はかりで4kg強のテンションをかけた時の写真 下竿立てリニューアル アンカー部編 p(^^

竿立てリニューアル アンカー部編 p(^^
抜いてみると微妙に反ってました 汗


これまでタマンでは全く問題ありませんでしたが、今後の為に強めなアングルでの製作も検討中です 汗




次にアンカーボルト用
竿立てリニューアル アンカー部編 p(^^ 以前は丸棒とボルト直結の物も作っていましたが、ボルト径が合わないと結局ジョイント用の台座を使用していた為、丸棒付きの専用台座のみを作成します。

左 50mmで丸棒を切断し、3mm厚のステン板を 長方形にカット、固定用のボルト穴として13mmの穴を空けます。

竿立てリニューアル アンカー部編 p(^^


丸棒を板に溶接で巻けば完成です 右

竿立てリニューアル アンカー部編 p(^^





固定用のボルトは一般的にインチサイズの1/2、3/8ですが、既存のアンカーの中には稀にM12、M10もあるので一応すべて用意してます。
ただ、先日 ハンマードリルを購入したので、既存のアンカー頼みだった状況は克服してますよ OK

左 構造上ボルト側を前にすれば、ヒット時に土台の板の曲げ方向に力が働くので、必ずボルト側が後ろになるようにします。
また、既存のアンカーを使う場合は深さが違ったりするので、ナットを入れて調整してます。


最後に岩場用。
竿立てリニューアル アンカー部編 p(^^左 材料は砂浜用で使用した材料を2つ重ねて使用します。
もっと厚みのある適当なアングル材があれば難儀しなくても良かったのですが、適当な物が中古鋼材では見つからなかったのでこうなりました 汗
頭の部分は4mmの板を上からかぶせて丸棒を溶接。

竿立てリニューアル アンカー部編 p(^^
先端は適当に尖らして、周囲を溶接で巻きました 右

丸棒側の板のはみ出た部分もカットして整えてます。

竿立てリニューアル アンカー部編 p(^^





岩の隙間等に打ち込むのですが、アングル自体が隙間に合わせて広がるようにたわんでくれます。
そのたわみの反発力で岩をがっちりホールドしてくれますし、奥まで強く打ちこんだ場合でも、取り易い風に思います(多分 ベー)

多少の隙間が必要ですが、大抵の岩場はこれでイケてます。





以上自作竿立ての紹介を長々続けてますが、記事用の写真が揃い次第、次回竿立てリニューアル ヒットアラーム部編に続きます 了解

気になる方はどうぞお付き合いください おすまし



たまには実釣して釣行記残したいですね~ 汗


次はいつ行けるかなぁ キョロキョロ


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Posted by のりたまん at 00:30│Comments(8)自作
この記事へのコメント
皐月さん>
初めまして。
すみません、自分のポイントしか情報が無く、他の場所の情報には疎いです。
具体的に何処とかの情報は公開出来ませんのでご理解下さい m(_ _)m

最近始めたということなので、もしまだであれば、タマン釣りの専門書なんかに目を通されてはどうでしょうか。
基本的なポイントの選定方法や、有名ポイントは載ってますので、まずはそれを参考にしてみて下さい。

正直な所、私自身、人から好ポイントだと聞いて入って、良い思いをした事は殆どありません。
情報が流れた時点で、頻繁に釣り人が入った後で、既に旬なポイントでは無くなってるし、同じように聞いてきた釣り人との場所の取り合いになる事も多いです。
なので、出来れば自宅からそう遠く無く、数通えるポイントで経験を積んだ方が良いかと思います。
近年の私自身の釣果を見ても、遠征に行って長時間釣りするよりも、時間限定の近場釣行の方が釣果率が高いです。
非日常を味わえたり、ワクワク感があるので遠征も十分楽しいですけど。

仕掛けに関してですが、あくまで私の釣り方に沿ったハリス、針の選定方法です。
ハリスはほぼナイロンしか使いません。
理由は、
・タマン狙いしながらガーラも視野に入れてるので太仕掛けになる事。
・私の針の結び方が多分独特で、管に直接結んでるのですが、フロロで太ハリスとなると硬くて結び辛い事。
・コストが安い事。ちなみにメインは30号600m巻きで2,000円代の物を使ってます。

針は20号以下はほぼ使いません。
22号針での強度テストは過去記事で実験したのですが、あの実験結果を考えると、20号以下とかだと、掛かり所が悪ければ簡単に折れる気がするからです。
ただ、カニ餌をよく使用する人は、小さめの針を使って完全に飲ませて、食道~口内に針掛かりさせる釣り方で釣ってるようです。
自分はカニ餌を使用する事があまり無いので、そこら辺の知識は疎いです。

私もタマン釣りを始めてから数年は、いつもボウズばかりで、ポイント選びから仕掛けまで迷走しまくりでした。
釣行回数をそれなりに重ねていく上で、自分に合った釣り場や、タックル、仕掛け等が身についてきて、それに多少の釣果が伴なってきたかなという感じです。
タマン釣りはざっくり言えば、仕掛けもシンプルで投げるだけなので、難しい釣りでは無いと思います。
しかし、それほど確率良く簡単に釣れる魚でもありません。

皐月さんにもいち早くタマンが釣れると良いですね、頑張ってください o(^-^
Posted by のりたまんのりたまん at 2013年08月10日 12:29
はじめまして。
沖縄で今年の春から釣りを始めたのですが
タマンを釣りたくて、まあガーラも釣れると嬉しいのですが
8月くらいにタマンが上がっている沖縄本島の釣り場とか情報
ありましたお願いします。

竿はNORIXのGTRⅡを使用。リールはdaiwaのパワーサーフ6000QDに
道糸12号のナイロンと替えスループにPE8号を捲いています。ハリスは、フロロかナイロンどちらを使用した方がよろしいでしょうか?一応どちらも用意しています。針は、タマン用の18号‐22号までを用意しています。
Posted by 皐月皐月 at 2013年08月05日 01:53
はじめまして。
砂浜用アングルは全長50センチで、ジョイント部が5cmは出ますので、砂に埋まるのは45cm位です。
タックル保護の為にドラグ調整してるのもありますが、20kgカマジーのヒットでもアングルは大丈夫でした。ちょっと反りましたけど(笑)
Posted by のりたまん at 2011年04月28日 18:34
はじめまして

よく拝見させていただいてます。

質問があるのですが、砂浜用アングルは長さはどれくらいありますか??
Posted by 新垣 at 2011年04月27日 22:33
てっちぃーさん>
前回の朝のゆんたくで竿立ての強度の重要性をあらためて感じたので、今はいろいろむぬかんげーしてますよ(笑)

今思えば、前回見てもらってから、いろいろ強度テスト的な事もしればよかったなと。

次回同行の際には是非ともご意見下さい (^^m
Posted by のりたまんのりたまん at 2010年07月29日 18:00
のりたまんさん
砂浜用はじーつー作L型アングル130cmを1mほど
埋めて使用してますが、今はかなり反ってます。

砂に埋まっている部分も曲げていくガーラのパワーは圧巻です。

今度、同行する時に竿立て見せて下さいね。
Posted by てっちぃーてっちぃー at 2010年07月29日 12:42
ジェイさん>
こちらこそどうもでした。
これからも宜しくです (^^m

実際釣行回数が少なく、実釣での検証が不足してますが、それなりに使えてますし、自作するのも楽しいので、ちょっとの不具合も愛嬌って考えてます。

でもやっぱり、とりあえずマギー掛けたいですね~ (`。´ P
Posted by のりたまんのりたまん at 2010年07月27日 18:14
この前は色々ありがとうございました☆
次回、機会があればもっとマニアックな話を色々聞きたいです♪

ボクは今だに砂浜ではF型ピトン使ってます(汗)
吹っ飛ばされる前にアングルも検討するべきですね(~_~;)

あと!岩場用のアングルがガッチリ!ホールドしそうで上等そうですね☆
マギィ~掛けての実釣編も楽しみにしてます(^^ゞ
Posted by ジェイ at 2010年07月27日 00:46
 
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